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ダイエットだけじゃない、うつにも認知症にも有効な、ある良質の脂質とは・・・

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糖質制限は、ダイエットに有効ですね。

糖質制限を上回るダイエット法は、絶食しかありません。

絶食は、低血糖や筋力低下を伴う人がいるので、注意が必要です。

糖質制限だけを行うと、どうしてもしんどくなる時期が来る人が・・・ 理由は、

エネルギー不足で、脳も体も動かなくなってくるのです。

そこで、糖質制限で必要なカロリーやエネルギーを補うのに必要なのが・・・皆さんご存じの、ココナッツオイルです。

ココナッツオイルは、60%MCTオイル(中鎖脂肪酸)を含み、体内でケトン体を合成促進します。

ケトン体は、完全燃焼されるエネルギー源で、脳の神経細胞(錐体細胞)で利用されます。

うつやパニック障害と関係する、セロトニンを合成する錐体細胞、海馬(短期記憶)の錐体細胞も、大食漢であり、エネルギーの安定供給が必要です。

ちょうど、ケトン使う使うハイブリッド車のほうが、効率がいいようなイメージです。

昨今は、炭水化物や精製糖質の摂取が多いため、インスリンが過剰分泌され、低血糖を起こされる方が非常に多いです。

インスリンが過剰ですと、ケトン体の精製が抑制されます。ちょうどシーソーのような関係です。

ですので、糖質制限と良質の脂質であるココナッツオイルやMCTオイルの摂取が勧められます!

それ以外にも、ケトン体は、うつ病や認知症にもいいと言われています。

認知症は、第三の糖尿病と言われているのは、海馬のブドウ糖の取り込みがうまくいかない(インスリン抵抗性)ため、

結果として海馬の錐体細胞のエネルギー不足になる、記憶できないからと考えられています。

またケトン体には、

  • 神経栄養因子BDNFの作用を向上させる
    → ニューロンの成長を助ける
  •  
  • ニューロン生成の材料である脂質を提供する
    → 損傷を受けた脳細胞の再生や修復、新しい脳細胞の合成を助ける
  •  
  • 神経保護作用がある
    → アルツハイマー病、パーキンソン病、ALS等の神経変性疾患を防ぐ
  •  
  • エネルギーに変換される際に使われる酸素が少ないため、活性酸素が発生しにくい
    → 抗酸化物質が減らずに蓄えられる
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  • 脳に運ばれる血流を39%増加させる
    → 炎症を沈め、酸素利用率を高める

などの効果も認められています! 是非皆さんの食卓に、ココナッツオイルなど良質の脂質を付け加えてください!

ここでお知らせです!当院独自の、起立性調節障害や、パニック障害などでお悩みの女性の方に、サプリメントを開発しました。

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ご興味のある方は、ご参照ください!

 

 

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海浜ハートケアクリニック
院長 仲宗根 敏之
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by nakasone | 2023.11.27 |