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アレルギーと発達障害について その⑨ 炎症が背景にある疾患の数々

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本格的に寒い日が続いておりますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。気持ちも冷え込んで、ついつい消極的になってしまいそうですね。自宅でお鍋でも、と思われる方も多いかもしれません。季節を楽しみ、春に思いを寄せて、今できることに専念したいですね。

私は年末年始は、買い込んだ本を読んでいきたいな、と思っています。でも、あっという間に休みは終わるだろうな、と予想しております。食べすぎ、飲みすぎにも注意が必要ですね。笑

それでは表題の内容について、”Healing the new childhood epidemic”の翻訳、要約をしていきます。

3つの喘息の炎症の主要因について

①腸の慢性感染症(ウイルス、細菌、真菌症)は、多くの炎症性物質を作り、いくつかは遠い気道まで到達すること。

関係ないと思われている腸内イースト感染、クラミジア、慢性化した麻疹ウイルスも影響する。

②アレルゲンとしては、喘息には乳製品が一番関与する。二番目が小麦。牛乳をライスミルクや豆乳(豆乳は注意が必要です。私はアーモンドミルクやオーツミルクがいいと思います。)に代えるだけで、多くの子供たちが安定する。

必須脂肪酸が、炎症を抑える効果を有する。喘息の頻度、重症度、期間を短縮する。

③毒素

あらゆる毒素は体に炎症を引き起こす。なぜなら体が懸命に排泄しようとするからである。

重金属の毒素は、他の毒素より全身性の炎症を引き起こす。著者の経験では、水銀、鉛、アルミニウム、カドミウム、スズ、ヒ素が多い。

現在の喘息の高い罹患率は、予防接種に含まれる水銀やアルミニウムが関与しているのではないかと著者は疑っている。

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3つのA(Autism,Asthma,ADHD,)の子供たちは、深刻なアレルギーを抱えていることが多い。一般的に、アレルギーによる体へのダメージを解消しないと、3つのAは克服できない。

自閉症の子供に最も悪い食べ物は、1乳製品 2チョコレート 3イースト促進する食べ物(砂糖、酢、イースト カンジダを悪化させる) 4グルテンとカゼインの組み合わせである。

ADHDの子供は、アレルギーの典型的な症状は示さず、ADHDを装うアレルギー症状を呈することがある。

具体的には、落ち着きのなさ、不眠、認知機能の低下、うつ、多動である。

アレルギーはまた、過敏性腸症候群と似たような症状を形成するときもある。アレルギーは他の疾患を装うことが多いため、大いなるプリテンダーと呼ばれることもある。家族や医療関係者は見過ごすことが多く、アレルギーの影響を過少評価している。

アレルギーが関わる疾患について

ADHD 関節炎 カンジダ問題 慢性的な耳の感染症 

慢性疲労症候群:アレルギーが症状の真似をして、誘発する。具体的には、不調、疲労感、認知機能低下、うつ、分泌腺の腫脹、夜間の発汗など。

慢性疼痛:慢性炎症やアレルギーで増長される。またアレルギーではセロトニンの働きが低下する。(疼痛への敏感さが生じる。)

認知機能低下や気分障害 糖尿病 過食症(セロトニン低下に伴う) 湿疹・にきび・蕁麻疹

線維筋痛症(セロトニンと関連) 頭痛 低血糖症 不眠 過敏性腸症候群 肥満(アレルギーが代謝を乱す)

 

炎症を抑える物質として、ビタミンC ビタミンA ビタミンE オメガ3脂肪酸 ビタミンD プロバイオティクス メラトニン

上記の代表的なアレルゲンを避けることも重要です。

 

今日はここまでにさせて頂きます。最期までお読み頂きありがとうございます。次回は余力があるときに、更新させて頂きます。(笑)

 

 

 

 

 

by nakasone | 2022.12.23 |