健康寿命を伸ばすには?タンパク質と筋トレの必要性
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皆さんは日々の食事で、タンパク質の摂取を意識しているでしょうか?
私も外来で、one palm rule(手の平ひとつ分)のタンパク質を毎食取らないと不足ですよ、と
アドバイスしています。
足りないときや忙しいときは、プロテインを有効利用して下さい、とよく伝えています。
タンパク質不足になると、必須アミノ酸であるトリプトファンが減るため、セロトニンが合成が低下し、うつっぽくなりやすくなります。
<平均寿命と健康寿命>
さて、日本人の平均寿命は、男性で81歳、女性で87歳、一方で健康寿命は男性で72歳、女性で75歳と
約10年の差があります。これは、介助や介護が必要になる状態が10年あることを意味します。
健康寿命を全うしたい方、90歳でも現役でいたい方は、タンパク質の摂取と、短時間の筋ト始めましょう!
筋肉は第二の肝臓と言われるほど、人体の中でも要。筋肉は、豊かな人生後半のための資産になるのです!
下肢の衰えを防いで、いつでもどこにでも行ける老人を目指しましょう!
<年齢と筋力>

80代になると、20代の筋力の約半分になる、と言われています。
これを例えると、80歳になると若いときの片足で歩くことになる、という衝撃的な事実があります。
700万年のホモサピエンスとしての進化の中で、昨今の人間は、運動することを放棄してきました。
階段もエスカレーターがあり、平地を歩くことも少なく、車移動、デスクワークなど座りっぱなしの生活がメインです。
このような生活様式は、人類の進化の課程で想定していなかった事態なのです。
今すぐ運動や筋トレをしないと、健康寿命は全うできないことになります。
<1日の必要量>
1kg当たり、1g~1.5gが必要です。60kgの方なら、60g~90gになります。
朝:卵と納豆で20g
昼:鳥胸肉で30g
夜:ステーキで40g が目標です。
不足したら、間食やプロテインがお勧めです。
間食は、卵、ちくわ、かまぼこ、チーズ、サラダチキン、豆腐バー、スルメイカ、パックの焼き魚、さば缶などお勧めです。
<筋トレとタンパク摂取の関係>
よく聞かれることですが、筋トレ後のタンパク質摂取がいいのか、前がいいのかなどありますが、
最近の研究では、筋トレ前後のタンパク質摂取があり、1日量が満たされていれば、それほど筋トレ前後のタンパク摂取は問題ないという結論でした。
筋トレ後、24時間~48時間は筋肉合成が高まりますので、休んでいるときもタンパク摂取が必要になります。
<どうしてもプロテインが苦手な方>
運動前でしたら、お好きな100%フルーツジュースで、無味のWPIのプロテインを割って飲んでも構いません。おいしいほうが継続しやすいですね。
フルーツジュースにより、インスリンが出て筋肉の合成や運動のエネルギーになります。
<参考図書>
Amazon.co.jp: 筋トレ効果を最大化する タンパク質戦略 (青春新書インテリジェンス PI 730) : 岡田隆: 本

