海浜ハートケアクリニックの歴史
病院の始まり
前院長は兵庫高校・神戸大学時代にラグビーに打ち込む。ポジションはナンバー8でした。
ラグビーの国際試合があるときは大阪の花園ラグビー場まで出かけ、声を張り上げ日本代表を応援していました。冬はスキー、夏はヨットとスポーツが大好きな先生でした。
特にヨットに関しては、試合のために九州の博多まで出かけていくほど熱を入れていました。
それと共にクラシック音楽、また文学においては夏目漱石の作品を特に好んで何度も読み返しておりました。
そのような熱い性格のところが患者さんに対しても現れておりました。
患者さんの家族の方から「調子が悪いから来てほしい」と連絡を受けた時は、夜中でも出かけていくような先生でした。
スキーを楽しむ前院長
1997年「患者さまと共に歩み、共に進む」というONE FOR ALL,ALL FOR ONEの理念のもとに、姫路に主にうつ病を対象とした心療内科・精神科として医療法人 大家神経科医院を開設しました。
姫路市を始め、加古川市、高砂市、明石市、神戸市からの遠方の患者様にもお越しいただいておりました。
医療法人 大家神経科医院
当時、時代はますます優しさからは遠ざかっていく様に思われました。
繊細な心を持つがゆえに、傷ついてしまった方々。
そんな方々に、心のよりどころを提供したい。
心療内科として、診察やお薬を出すだけに留まらず、観葉植物・生花を飾り、ひだまりの様な空間にしたい。
お茶を飲み、リラックス出来るような心療内科でありたい。
前院長と夫人の想いがたくさんつまったクリニックでした。
そして、現在へ
順調に患者さんの信用を獲得し、平成14年に法人化しました。
前院長は往診業務に専念する傍ら、前職場・姫路北病院での先生方の協力が得られ、クリニックは複数の医師のもと診察しておりました。
- 平成17年
- 現院長が往診業務からクリニックの外来診療に本格的に参加
- 平成20年
- 現院長が勤務していた揖保川病院を退職し、診療所経営に参加
- 平成24年
- 高濃度ビタミンC療法を開始
- 平成26年
- 分子整合療法(オーソモレキュラー療法)を精神科・心療内科領域へ応用開始
- 平成27年
- 東京にて「精神科領域における分子整合療法の適応」を発表
- 平成29年
- 前クリニックの施設老朽化に伴い、ゆかりのある神戸市須磨区にクリニックを移転
現在も患者さんの回復寄与のため、代替療法を含めた研鑽を継続しています。
昨今はヒプノセラピー、オステオパシー療法の研修を行っています。
JR須磨海浜公園駅前に「海浜ハ-トケアクリニック」として、新たにスタートします。
私たちは「ハ-トケア」の名にふさわしい、あたたかい場所を作ることを目指します。