手の平のアトピー性皮膚炎の顕著な改善例
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50代女性。
娘さんが当院で起立性調節障害の栄養療法で、元気に登校できるようになり、お母さんが20歳の頃から悩んでいたアトピー性皮膚炎の相談に乗ることに。
季節により増悪と寛解を繰り返し、最近は特にひどく、発汗で悪化すると。

治る前の写真は皮膚科の本から借用しました。汗
手掌に、湿疹と痂皮が混在し、広範囲に分布し癒合傾向、色素沈着も混在していました。
また全身性に、毛包と一致した湿疹がありました。
R8.1月 血液検査の結果は、
ALP=34 活性中心の亜鉛やマグネシム顕著な不足。
AST/ALT=24/11 やや上昇方向のバイアスがあるも、ALT優位に低値から、ビタミンB6不足と判断。
γ-GTP=8 タンパク不足、解毒能力の低下・グルタチオン低下。
総コレステロール=187 問題なさそう。
Hb/MCV/MCH=12.1/96.2/30.7 MCHより鉄不足軽度あり。
白血球分画 好塩基球=1.1% 絶対数=4400×0.011=48.4 低メチレーションかは微妙。ヒスタミンは多いか。
血清銅/亜鉛=120/88 亜鉛不足
フェリチン=57 軽度鉄不足
脂肪酸4分画で、アラキドン酸(AA)=210 EPA=28.3と顕著なアラキドン酸、オメガ6優位。
体の炎症が抑えられない状況。(理想は150:150など1:1が理想)
サプリメントは、ビタミンE 800単位 ビタミンC 3g ビタミンA 3万単位 ビタミンD 5000単位 亜鉛60mg マグネシウム 200mg Adrenal cortex(副腎サポートのサプリ)
エパデールEM 2g(EPA製剤)で開始。
頻回食や、プロテインの活用も指導。
1月下旬より、エパデールEM2g×2へ増量。あしたのげんき!(鉄とビタミンB)
TMG 2gを追加(メチレーションが気になったため。)
2月 手掌紅斑あり。水疱もあり、痂皮化している部分と混在。全身の湿疹はましと。
4月 アトピーは綺麗に治る。たまに手仕事でぱっくり割れることはある。

血液検査の結果は、
ALP=43 亜鉛やマグネシウム軽度上昇。
AST/ALT=22/13 ビタミンB6軽度上昇。
γ-GTP=10 タンパク不足改善方向。
Hb/MCV/MCH=11.1/97.2/31 MCVやMCHは改善。赤血球の質の改善。
血清銅/亜鉛=130/117 バランスはいい方向。
フェリチン=66 鉄不足軽度改善。
脂肪酸4分画 アラキドン酸(AA)=158.1 EPA=62.9 EPA上昇著しい!
体の炎症がだいぶ抑えられるはず。
「栄養の力はすごいですね、でも油断して加工品やコーヒーを取ると、また湿疹が出ます。」
とのことで、私も一緒に喜んでいました。笑
エパデールEMはかなりいいと思います。吸収率が違いそうですね。


