ブログ

衝動買いを防ぐには?マーケティングの知識で自分のお金を守る!

カテゴリー:ブログ

皆さんは、衝動買いして後で後悔することはありませんか?

スマホでスクロールして、お宝を見つけた感じがして、ボタンをポチッと押したり・・・

期間限定セールで、迷いながらも背中を押された感じがして、購入したりしませんか?

それらは全部、販売側からのマーケティング戦略であることをご存じですか?

 

<人間に備わる二つの思考>

人間の思考には、「早い思考」と「遅い思考」が存在します。

「早い思考」=直感で、経験を元に判断する思考。そこそこの解決案を出すこと。

いわゆるヒューリスティックな判断。

「遅い思考」=ゆっくり考えて、理性的に判断すること。前頭前野が関係します。

前頭前野の場所。本能や情動を司る、扁桃体や海馬の前に存在。

前頭前野は、人間を人間たらしめる、思考・判断力、計画性、遂行機能、社会性、感情抑制などを司ります。

つまり、前頭前野が適切に働かないと、理性ある判断ができなくなります。

逆に言うと、前頭前野が働かない間に、私たり消費者に「早い思考」の直感や感情で決めてもらうように仕向けてくるのです。

 

<衝動買いを防ぐには>

衝動買いしたくなったときは、一旦離れて、

「今持っている物で、代わりになる物はないか」

「使う用途が本当にあるのか」

「今買う必要があるのか」と、

言語化してくことが、衝動買いを防ぐことになります。

「遅い思考」を働かせるということですね。

また、深呼吸して、情動を司る扁桃体を落ち着かせることも重要です。=感情的に判断しない

また、「期間限定セール」「当店限定」なども同様に、タイムプレッシャーで、「遅い思考」をさせない仕組みです。

時間に焦って、購入しないことですね。

 

<参考書籍>

欲しがる脳 (扶桑社新書 535) | 川島 隆太, 岡田 拓也, 人見 徹 |本 | 通販 | Amazon

by nakasone | 2025.11.05 |