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割り切り力のススメ 第3章その2

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あと、一ヵ月で2017年も終わろうとしています。

去年の今頃は、まだ姫路の大家医院で診察させて頂いてました。

姫路から診察に来て下さっている方が、「海を見に行って癒されるから、距離は気にせんといてな!」と逆に暖かい言葉をかけて頂き、走馬灯の様に、移転から今日までの日々が蘇りました。

前院長が愛した「須磨の海」の近くに、クリニックを移転し、「縁」という言葉を、身に沁みて感じています。地域の皆様にも支えて頂きながら、この地で医療で貢献していきたいと、改めて思う今日この頃です。

それでは続きを掲載させて頂きます。

⭐️常に不安がつきまとい、ネガティブ思考に

職業訓練校に通えるようになったFさんですが、まだ多くの問題を抱えていました。

そのひとつが「常に不安がつきまとう」というものでした。「学校での課題をクリアするのは、自分には無理なのではないか」「周囲にバカにされるのではないか」といったネガティブな思考が頭から離れないのです。

Fさんのように、自分に自信のない人は「どうせ自分は……」という思考に陥りがちです。目の前のことに関しても、最悪の事態ばかりを想定してしまうのです。これは実際にそうなったときにショックを受けないよう、自分を守る意味もあるのだとは思います。

私はFさんに、

「今、考えられる一番うれしい未来の自分を想像してください」

とアドバイスしました。

Fさんの「一番うれしい未来の自分」は、課題をクリアして、楽しそうに学校に通っている自分。それを何度も何度も頭で思い描き、思考の中だけでも成功体験をすることによって、ネガティブな思考が追い払われていきました。

人は誰しも、不安を抱いています。不安のない人間などいない、と言っても過言ではないでしょう。不安とともに、人は生きていくしかないのです。

だからと言って、不幸とは限りません。

不安の量が減らないとしても、それを受け止める「心の容量」を大きくすることで、不安の割合を減らすことができるのですから。

「心の容量を大きくする」とは、いろいろな経験や気づきを積み重ねることにより、心の視野を広くとれることだと私は考えます。

つまり、心の容量が大きくなると、悩みを俯瞰的・全体的に見ることができるのです。

たとえば、心の容量が10だった場合。5の量の不安感やストレスを抱えてしまったら、それだけでアップアップしてしまいかねません。しかし、心の容量を大きくして、20にしたらどうでしょうか。半分だった不安感が、4分の1になります。だいぶ余裕が出るように感じられませんか?

心の容量は、自分の役割を果たすことに専念することで大きくなっていきます。仕事でも勉強でも家事でも毎日コツコツこなしていくのです。

日常のルーティンワークの中で、自分の務めをしっかりと果たすことで、自分の中に芯ができていきます。芯とは「自信」と言い換えられるかもしれません。芯が大きく太くなるにつれ、心の容量も大きくなっていきます。

この変革は一朝一夕には成りません。日々の積み重ねを大事にすることによって、多少の不安やストレスに押しつぶされない自分をつくりあげていくのです。

不安なときは、ほとんどの人が偏った考えに基づき堂々巡りをしたり、行動したりします。そして余計に自分を追い込むことになり、不安になることが多いものです。

逆に、不安を受け入れると、時間とともに――数十分単位のこともあれば、3週間かかるときもありますが――必ず不安は軽減してきます。

〈割り切るためのヒント〉

① 「一番うれしい未来の自分」を何度も想像する。

② 「人は誰でも不安とともに生きている」ということを知る。

③ 不安を受け止める「心の容量」を大きくすることで、余裕が出てくる。

④ 「心の容量」を大きくするには、仕事、勉強、家事など、自分の務めを果たす。

⭐️イメージ療法の一端ですが、ねばり強くすることで、楽になることがあります。

不安はゼロにはなりません。ある程度付き合う覚悟でいきましょう。

受付の、海浜ハートケアクリニックのロゴデザインです。癒しの海、悩みの夜があけ、やがて朝がきて、心に陽がさすイメージの太陽です。クリニックデザイン同様、なるべく明るいイメージを心がけました!

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海浜ハートケアクリニック
院長 仲宗根 敏之
〒654-0045 兵庫県神戸市須磨区松風町5丁目2-33
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※(心療内科・精神科)パニック障害・不安神経症・不眠のご相談は当院へ
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by nakasone | 2017.12.01 |