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割り切り力のススメ   第1章 その(3)

カテゴリー:ブログ, 院長ブログ

今日は肌寒い1日ですね。風邪をひかないように、注意したいものです。

続きを掲載させて頂きます。
⭐️大きな悩みを、小さな悩みに置き換えている

自分のことを案外わかっていないように、人は自覚している悩みとは別のところで悩んでいることも多いものです。

●わが子の成績が伸びず、動悸までするように

ある40代の主婦は、わが子の成績のことで悩んでいました。どう勉強させてもなかなか成績が上がらず、そのことを思い悩んだ余り、動悸などがしてくるようになってしまったそうです。

「どこの親も子どものことを心配するのは当然なのに、どうして私は体調まで悪くなるような、ひどい状態になってしまうのでしょう」と、質問されたので、私はこう尋ねてみました。

「体の不調まで引き起こしているのは、別のところにある、もっと深い、本質的な悩みかもしれません。思い当たるものはないですか?」

彼女はしばらく沈黙していましたが、思うところがあったのか、「そうかもしれませんね……」と、親との関係について長年悩んでいることを告白してくれました。

前述しましたが、心の痛みを体の痛みに移行させて、心的ストレスを回避するのは私たち人間の「生きるための知恵」です。

同じように、その人にとって今は手に負えない大きな悩み、生きていく妨げになるような悩みを、人は小さな悩みに置き換えることがあります。

自分でも「なんで、こんな小さなことでこんなに悩むんだろう」と思うようなときは、実は大きな悩みのカモフラージュである可能性を覚えておいてください。

大きな悩みとは「開けてはいけないパンドラの箱」のようなもので、それに気づくことはとてつもない恐怖を伴うものかもしれません。だからこそ、カモフラージュして自分を守っているとも言えるのです。

でも安心してください。

そんなときは、自分が今、本当は何に悩んでいるのか、自分の抱えているテーマは何なのか、悩みの核心部分が「なんとなく」わかるだけでもいいのです。

今は解決できない問題、抱えきれない問題だとしても、悩みの本質に少し気がつくだけで、解決すべき方向へと意識は動いていくものです。
「膨らんだ風船の空気がプシューッと抜けていくように、肩の力が抜けて脱力したような感覚でした」

本当の悩みに気づいた患者さんのひとりは、そのときの感覚をこんなふうに伝えてくれました。

相対性理論を提唱したことで有名な物理学者、アインシュタインは「問題点がわかれば、95%は解決している」と言っています。

何が本当の問題か、私たちは案外、気づいていないのです。

しかし、その気づいていないことが私たちをもがいてももがいても抜け出せない、深い悩みの淵へと落とし込んでいるようです。

もちろん、人間ですから、誰しも多少の悩みや傷は持って生きているものです。しかし、ストレスが重なったときに、それまでの蓄積した問題が一気に表面化してくることはよくあります(例:家族の入院で、それまでの家族関係の問題が前景化する)。

つまり普段は掘り下げる必要はないですが、体からのメッセージや生活に何かしら支障があるときは問題点を知る必要なタイミングです。
問題点が明らかになると、最初は意外だとか、盲点であったと感じますが、しだいに納得するケースが多いものです。

すると、安心感や解放感につながり、堂々巡りだった思考から、自分の意識を問題解決へまっすぐに向けることが可能となります。

⭐️コメントです。

ストレスが強い状態では、人は考え方が偏り、悲観的に判断してしまうものです。

信用できる人に話を聞いてもらうことは、やはり有効です。

話を整理するだけで、問題点がはっきりする、答えが見つかる、行動する勇気が湧くこともあるのです。

答えは皆さんの中に必ずありますよ。


姫路で、秋桜を見つけました!もう秋なんですね〜

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海浜ハートケアクリニック
院長 仲宗根 敏之
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by nakasone | 2017.10.13 |